富士電機は、業界最小クラスのリチウムイオン電池(LiB)搭載の大容量無停電電源装置(UPSシステム)を4月1日から発売した。
新製品は、バッテリー盤にサムスンSDI社製の高エネルギー密度、高率放電のLiBを搭載するとともに、部品配置を最適化することで、従来製品と比べ同盤の床面積を約74%縮小、かつ約82%軽量化し、業界最小クラスを実現。データセンターにおけるサーバの設置スペース拡大に貢献する。
また、UPSの設計寿命が15年であるのに対し、鉛蓄電池の寿命が7年程度であるため使用期間中のバッテリー交換が必要だったが、15年の長寿命特性を可能とするLiB(角型CAN Type)の搭載により、バッテリー交換が不要。