工業国ドイツに本社を置くシュトイテが、日本仕様で独自のワイヤレスセンサー商品を販売開始した。シュトイテは「複雑で過酷な用途に適した安全スイッチ」をモットーに、革新的で、実用的かつ耐久性に優れる製品を50年以上に渡り、工業分野と医療向けにスイッチ、センサーおよびコントロールユニットを製造・顧客に提供してきた。
今回の名古屋機械要素技術展では、ワイヤレス分野での製品を出展する。小間番号は25‐2。この分野では、既に欧州各国において10年以上の歴史を持ち、工場現場のアナログ情報をワイヤレスでデジタル情報送信する提案をしてきている。機械及びプラントエンジニアに適したワイヤレス開閉器、センサー、受信ユニットを提案してゆく。
目玉展示は、同社のワイヤレススイッチで動くものを操作して、その動きを同社のワイヤレスセンサーで検知するもの。
このうち、ワイヤレスポジションスイッチ「RF 10 SW922」は、配線を気にせず、自由な場所に設置でき、用途に合わせてスイッチの数(最大3個)やヘッドの種類を選択可能。
約40×40×20ミリと省スペースの中に無線ユニットもバッテリーも内蔵しており、設置場所を選ばない。受信機の出力は、リレー接点、RS232、TCP/IPの選択が可能。