アズビルは、研究・開発拠点がある神奈川県藤沢市の藤沢テクノセンターで、地元中学生を対象とした理科実験教室(通称「azbilジュニア実験教室」)を、3月27日に同市産業労働課と共同開催した。
この催しは、同社のコア事業である「計測と制御」の技術を、社員自らが子供たちにわかりやすく伝えることで理科を好きになる機会の提供を目指した社会貢献活動の一つで、今回で3回目。
当日は、プログラミングを用いた温度制御の実験教室を実施。参加した14人の中学生は、若手技術系社員によるきめ細やかな指導で身近な例で計測と制御を学びながら、直接機器に触れたり、プログラミングに挑戦したりするなど、温度を自由に制御する実験を行った。
また、実験の後は、講師を務めた社員が開発に携わったロボットの紹介や、試作品加工現場、ショールームなどを見学した。
今回が2回目の参加者もおり、終了後には「実際にプログラミングしてみて、ファンを動かすことができ楽しかった」「自分でプログラミングできたところがおもしろかった」「とても柔らかい豆腐を運ぶロボットは、他のロボットではできないことがたくさんあって驚きました」などの声が聞かれ、好評のうちに終わった。