アスタリスク(大阪市淀川区)は、スマートフォン内蔵のカメラを使用して、超高速・高品質なバーコード読み取りを可能にするアプリケーション「AsReader CAMERA Type」を開発した。6月に世界同時発売の予定。
新製品は、ソフトウエアベースのバーコードスキャナー。目標をターゲティングするためにスマートフォンにアタッチメント型のレーザーポインタを装着することで、専用端末での業務同様、画面をのぞき込むことなくバーコードを目視しながらのスキャンを可能にする。
既存のバーコードアプリは読み取りに時間がかかり、業務用として使うことは困難だったが、同社ではバーコードリーダー「AsReader」で培った自動認識のノウハウを生かし、2年以上の研究開発期間を経て、超高速・高品質の処理を実現。読み取りにかかる分析時間はJAN13で1ミリ秒以下を達成しており、低品質、破損や曲面のバーコード、低照明環境下でも読み取ることができる。
また、スマートフォン装着型の「RFID AsReader」とセットで利用することにより、バーコード運用にもRFID運用にも対応する1台2役の高機能ハンディターミナルとしての活用が可能。
JAN8、JAN13、CODE39他多数の1次元コード、QRコード、PDF417、Data Matrix他の2次元コード、複数バーコードの一括読み取り、数字認識(OCR)に対応。