本多通信工業は、通信分野で培った技術で幅広い分野のコネクタを提供している。Medtec Japanでは、電気信号を光信号に変換し、8K相当の映像信号を伝送可能なAOC(アクティブ・オプティカル・ケーブル)を中心に展示する。ブース№は4308。
AOCは、嵌合部に電気コネクタを採用し、IPX7の防水性能を持つ丸型と、FA機器で実績のある角型の2種類のコネクタを用意している。
特に丸型の給電用電気コネクタ部は、信号用の電気コネクタ部と独立しており活線挿抜に対応。
さらに、伝送距離や布設環境により石英光ファイバーとプラスチック光ファイバーが選択可能で、中でも「高速POF(プラスチック光ファイバー)タイプ」は、高速・長距離伝送・耐EMI性に加え、プラスチック特有の屈曲性/加工の容易性を有しており、今後、安全性を必要とする医療機器や、現場での引き回しが必要な宅内配線などへの活用が見込まれている。
また、光電複合ケーブルは、医療や産業機器への給電が可能で、光インターフェースで問題となるダストリスクを回避できる。