日本ロボット工業会 導入成果を報告 経産省支援の活用例紹介

日本ロボット工業会は、経済産業省のロボット導入実証事業とシステムインテグレータ育成事業の成果報告会を都内で開催した。

作業現場にロボットを導入した企業やロボットシステム構築(SIer)企業、技術商社など10社が、経済産業省による支援の活用事例を紹介した。

FAプロダクツは、5月に栃木県に開設する「スマートファクトリーコンダクターラボ」を紹介。IoTシステムやロボットシステムをリアルに体験・実験できる「スマートファクトリーの総合展示場」をコンセプトとし、最新のロボット設備を10セット以上展示する予定という。

このほかコスモジャパンは串刺し機への原料投入工程にスカラ型ロボットを導入した「焼鳥整列ロボットシステム」、北斗園が熊野筆の生産をロボット化したことにより6人から1人に省人化した事例、ANAエアポートサービスの手荷物のピッキング作業へのロボット導入、AUCのバイオテクノロジー分野へのロボットシステムの導入など幅広い分野からの利用状況が報告された。

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