東洋電機は、電気事業に関する研究、開発などを行う四国総合研究所(高松市)との間で、研究開発力と販売品目の拡充で業務提携した。
四国総合研究所は、四国電力の完全子会社で、四国電力の研究所を母体として1987年に設立。研究活動は、電気やエネルギー分野、土木、地質、情報・通信、エレクトロニクス、バイオなど多岐にわたっている。
東洋電機は、2013年2月に四国総合研究所が開発したフィールドモニタリングシステムの共通基盤技術「open ATOMS」に関する契約を締結、四国総合研究所の技術支援のもと、無線式モニタリングシステム「MAGIC BEE」を開発、販売している。
今回の業務提携により、四国総合研究所が持つ研究開発力、開発品と、東洋電機が持つ国内外の販路、幅広い製品の量産・品質保証能力を互いに活用でき、両社の関係もより強固なものとなる。