日本配電制御システム工業会(JSIA、宇賀神清孝会長)は、会員のうち、次の時代を担うリーダーを中心した「JSIA青年部」を組織化し、第1回全国大会を4月12日に浜松町東京會舘で開いた。
JSIA青年部は、JSIA会員の役員、もしくは将来役員になることが期待されている55歳以下の人を対象にしている。
第1回全国大会には、117人の青年部会員のうち、50人が参加した。
冒頭、宇賀神会長があいさつに立ち「JSIAではこれまでも新人や後継者の育成に向けて支部ごとに活動を行って来ているが、さらなる活発な意見交換の場を設け、建設的なコミュニケーションを取れるようにする必要があるとして、全国組織としてスタートした。会長就任以来、新しいJSIAの活動に取り組んでいるが、こうして青年部組織が結実したことは感無量で、今まで結成に向けて活動してきた方々に感謝を申し上げたい」と述べた。
総会では代表幹事に東京支部長の白川電機製作所白川一実常務取締役が就いた。任期は1年で、今後は定時総会を担当する支部長が代表幹事に就くことになっている。
JSIAには現在、支部ごとに青年部があり、独自の活動を行っているが、全国組織を通じて会員相互が知り合い、相談できる仲間づくりを支える活動を進めていく方針。