NKKスイッチズ(大橋智成社長)は、「千代田NKK2018年度上期特約代理店会議」を、東京ガーデンパレスで4月18日開催、16社から社長、幹部社員ら59人が参加した。
東京・神田地区の総代理店である千代田電子機器(三宅敬二社長)主催の会議では冒頭、千代田NKK会会長である日昭無線伊佐野勝利社長が、「AI、IoT、EV、第4次産業革命などの追い風で好況感を感じているが、原材料・部材、労働などで需要と供給のアンバランスで今後陰りが出てくることも予想される。しかし、今は目の前にある課題に取り組む必要がある。NKKスイッチズさまは『モノ売りからコト売り』を強め、タッチパネルではソリューション商品としての拡販に取り組んでいる。また同社は今年創業65周年を迎えられるが、今年も同社のさらなる発展にがんばっていきたい」とあいさつした。
その後、「VISTACSセール」の表彰式が行われ、A目標達成の富久無線電機、B目標達成の岡本無線電機、クラウン無線、東亜無線電機、東栄電気、日の丸無線通信工業、富士電業の各社に賞状と報奨金が贈られた。
続いて大橋社長が2018年度の基本方針を述べた。この中で大橋社長は「当社の18年3月期業績は前年度実績を上回ることができた。前年度から『モノ売りからコト売り』を掲げ、お客さまの困りごとを対応し、ソリューションとして取り組んでいる。当社には全国に44社の代理店があるが、現在注力しているタッチパネル事業を例に挙げると、昨年からパネル、基板、ソフトウエアまでの全てを当社で供給できるようにすることで、提案しやすくなり販売店さんの売り上げも伸びている。今年4月からはソリューション事業部を設置し、さらに加速したい」と強調した。
また、NKKスイッチズ木下正明日本販売担当執行責任者から本年度の販売方針も示された。
なお、代理店会議は、4月9日関西地区(新大阪ワシントンホテルプラザ、7社15人)、19日名古屋地区(ナ・デックス、10社20人)、23日芝地区(芝パークホテル、12社24人)、25日九州地区(グランドハイアット福岡、5社10人)でも開催された。