オムロンの2018年3月期連結決算は、売上高が8600億円(対前年比83%増)、営業利益が859億円(同27.1%増)、純利益が632億円(同37.3%増)で、売り上げ、純利益とも過去最高額となった。
主力のIAB(制御機器)事業は、省人化・自動化ニーズが拡大する中で、自動車、デジタル、食品・日用品、社会インフラの4業界を中心に伸長。特にスマートフォンや半導体関連向けの伸びが大きく、売上高が同19.7%増の3961億円、営業利益が同42.3%増の740億円となった。
19年3月期は、売上高9000億円(同4.7%)、営業利益930億円(同8.3%増)、純利益645億円(同2.1%増)を計画し、過去最高を更新すると予想している。
IABは、売上高8.0%増の4280億円、営業利益10.8%増の820億円を計画している。