コグネックス(東京都文京区)は、高速、高スループットの製造ラインや物流ライン用に設計された、固定式バーコードリーダ「DataMan 470シリーズ」を4月5日から発売した。
新製品は、特許出願中の新しい画像処理技術を搭載。自動車部品のトレーサビリティ、タイヤの識別、空港での手荷物取り扱い、自動仕分けなど、高度なアプリケーションにも簡単に対応することができる。
HDR+(High Dynamic Range Plus)テクノロジーにより一次元バーコードおよび二次元コードの画質を向上させ、従来製品よりも読み取り性能を大幅にアップし、高速処理に寄与。他のリーダでは検出できない低コントラストや極小のコードも読み取ることができるため、より少ないカメラ台数で、より広い読み取り範囲をカバーすることができる。
拡張可能な技術プラットフォームにはマルチコア処理能力、高性能デコードアルゴリズム、モジュール型の構成オプションが用意されているほか、「Explorer Real Time Monitoring」などの技術を追加導入することでバーコード品質メトリクスを分析し、製造プロセスを最適化できる。