オムロンは、近未来をデザインする研究会社「オムロン サイニックエックス」(東京都文京区、諏訪正樹社長兼所長)を設立した。
新会社は、同社が注力する「FA」「ヘルスケア」「モビリティ」「エネルギーマネジメント」の4ドメインを中心に、各領域の社会的課題を解決に向けて、技術革新をベースに「ビジネスモデル」「技術戦略」「知財戦略」を統合し、具体的な事業アーキテクチャーに落とし込む拠点になる。「AI」「ロボティクス」「IoT」「センシング」など、幅広い領域の最先端技術のトップ人財を研究員として採用しており、人員は12人。
同社における研究を軸に、オムロングループが進める20年度をゴールとする中期経営計画「VG2.0」で目指す、売上高1兆円、営業利益1000億円の達成をはじめとした、20年以降の成長を牽引する技術、新規事業創出へつなげていく。