横河電機の2018年3月期連結決算は、売上高4066億円で前期比3.9%増、営業利益327億円で同3.5%増、経常利益333億円で同1.0%増、当期純利益214億円で同16.7%減となった。
主力の制御事業は、日本でエネルギー関連を除き底堅く推移し、海外も円安に加え、運用保守サービスなどが堅調であったことから売上高3633億円(同4.4%増)で、営業利益は貸倒引当金の計上などで304(同0.7%減)となった。
19年3月期は、売上高4050億円(前期比0.4%減)、営業利益330億円(同0.9%減)、経常利益320億円(同3.9%減)、当期純利益320億円(同8.8%増)と予想。制御事業は売上高3610億円(同0.7%減)、営業利益305億円(同0.3%増)を予想している。
同社は18年度から新たな新中期経営3カ年計画「Transformation2020(TF2020)」をスタートさせた。①既存事業の変革②新事業とビジネスモデル変革への挑戦③グループ全体最適による生産性向上の3つの変革の実現に取り組む。