IDECは、まぶしさやギラツキを抑えつつ、従来のシリーズに比べて高効率・軽量を実現した高天井用LED照明「LG1H-300シリーズ」4機種を4月23日から発売した。価格はオープン。販売目標は年間5000台。
発売したのは、水銀灯250W・400W・700W、メタルハライドランプ400W相当の従来器具に合わせた4タイプ。工場や倉庫、ショールーム、体育館、ホールなど、使用場所や用途に合わせて選択できる。
新製品は、独自の工学設計により高い発光効率を実現しており、308形(水銀灯400W相当)および312形(メタルハライドランプ400W相当)は175lm/Wと、従来製品に比べて約75%発光効率が向上する。メタルハライドランプ(400W)と比べると約71%消費電力を削減することができるため、年間のCO2排出量や電気代を大幅に低減できる。
また、従来製品に比べて軽く、312形では約67%の軽量化を達成。天井など建造物への負担軽減と省工数を実現し、施工性向上に貢献する。
さらに、調光機能を標準搭載しており、活用シーンや用途に合わせて明るさが調整可能なうえ、発光面積当たりの輝度をなめらかにすることでまぶしさを低減。オプションの拡散パネルを用いることで、よりグレアを抑えることもできる。
その他、事故の未然防止のため、落下防止ワイヤを全機種に標準装備している。