エクストリームネットワークス(東京都千代田区)は、宮崎県の総合政策部情報政策課の総合庁舎ネットワークに同社のExtreme Fabric ConnectとFabric Extendが採用され、県全域を網羅するネットワークの仮想化を実現。宮崎県は、事務作業の迅速化・効率化、県民サービス向上、都市と地方の情報通信格差の是正、学術・教育などの公共・社会サービスの拡充を推進する。
宮崎県には県内の複数拠点を結んだ総合庁舎ネットワークがあり、そこでの機器の設定や調整が必要になった時、移動に丸一日かかり非効率だった。また宮崎県と県内26市町村を光ファイバで結んだ高速ネットワーク環境に関しても、その運用管理の負荷が増大していた。
ネットワーク刷新にあたり運用管理の効率化が重視され、ネットワーク仮想化を実現するために同社製品が採用された。広域イーサネットサービスを介して、県全体がネットワークの仮想化を実現し、従来の分庁舎でのネットワークの追加、変更などは、分庁舎側ネットワーク機器に対するリモートでの作業のみとなり、大幅な作業時間が削減でき、従来2日かかっていた設定作業が30分に短縮。またシステム停止リスクを軽減した。