大崎電気工業はJECA FAIRに、電子式電力量計「E-FMシリーズ」を中心に展示する。小間番号は3-19。
スマートメーターの急速な普及により、一般市場向け電力量計においても、機械式に代わり電子式計器への移行が進みつつある。代替品となる電子式計器には、従来品と同等程度の価格や、筐体サイズ、端子配置やピッチに互換性を持たせた施工性の高さなどが求められる。
電子式電力量計「E-FMシリーズ」は、これらに対応し、さらに筐体を樹脂化することで機械式計器に比べ重量を約3分の1と、大幅な軽量化を達成し施工性を高めており、取り替えを容易に行える。
ラインアップとしては、発信パルス付/パルスなしに、新たにカレントループ通信機能付の製品を加え、電力量計指示値のデータ出力のニーズにも対応する。容量は30A、60A、120A、/5Aと従来形の範囲をカバー。従来30Aだった一部製品は、容量を60Aとして拡大している。
計器の奥行きは約100ミリメートルで、従来製品に比べ薄型化を図り設置の自由度も向上した。