マスプロ電工は、新4K8K衛星放送(3224MHz)に対応し、また新しい漏えい基準をクリアした、簡単加工の高シールドアンテナプラグを5月下旬より発売します。
「AP7W(W)」は、5月23日(水)〜25日(金)までインテックス大阪で開催される、「JECAフェア2018(〜第66回電設工業展〜)」のマスプロブースに展示します。
製品特長
新4K8K衛星放送(3224MHz)に対応し電波漏えい基準に準拠
BS・CSの伝送周波数帯域が1000〜3224MHzですから、2018年12月から実用放送が予定されている新4K8K衛星放送で、新たに追加される周波数に対応しています。また、新4K8K衛星放送が使用する、BS・110°CS左旋偏波の帯域の電波干渉を防止するために設定された電波漏えい基準に準拠しています。
同軸ケーブルS4CFB/S5CFB共通
同軸ケーブルは4C、5Cどちらの太さでも使用可能です。また、どちらの太さでもケーブルの加工寸法が同じですから、寸法間違いによる施工ミスを防止することができます。
開発の背景と意図
BS・110°CS衛星放送による、新4K8K衛星放送の開始が2018年の12月からと迫っています。一方でBS・110°CS左旋の新周波数帯域は無線ルーターや電子レンジなど、新4K8K衛星放送と同一周波数帯域で、サービスを実施しているほかの無線システム機器と、相互に電波干渉を引き起こす可能性があり、伝送路全ての機器で電波漏えい対策が必要です。
マスプロ電工でも、高シールドタイプのアンテナプラグを販売しておりますが、同軸ケーブルの種類により専用のアンテナプラグが必要という問題がありました。マスプロ電工は、今回新しい電波漏えい基準に準拠し、同軸ケーブル4C、5Cどちらにも対応したアンテナプラグを発売します。
主な特長
簡単加工
今までは同軸ケーブルの芯線をドライバーで締める必要がありましたが、AP7W(W)は芯線をコンタクトばねに差込む方式ですから、加工の際ドライバーが不要です。
確認をしながら確実に芯線の差込みができる構造
芯線を差込む樹脂が透明ですから、芯線がコンタクトばねに確実に挟まれている様子を
確認しながら差込むことができます。
同軸ケーブルの原寸大加工目盛付き
同軸ケーブルの加工寸法(原寸大)を本体に表示してありますから、現場で寸法を確認しながら加工ができます。
(写真は説明のため目盛に色を付けています。実際の商品は凹凸加工です)
環境に配慮した製品。だからeco。
カドミウム・水銀などの不使用により、EU(欧州連合)の有害物質使用規制(RoHS指令)に適合しています。