デンソーウェーブとオリックス・レンテックは、デンソーウェーブ初の人協働ロボット「COBOTTA(コボッタ)」の法人向けレンタルサービスを5月7日から開始した。オリックス・レンテックの次世代ロボットレンタルサービス「RoboRen」で取り扱う。
「COBOTTA」は、安全柵を設置することなく人の隣で作業することができる人協働ロボット。重さは約4キロで、手軽に持ち運びができる小型・軽量ボディが特徴となっている。
アーム部を直接手で動かすだけで動作を設定できる「ダイレクトティーチング機能」や、タブレット端末で直感的に操作できるグラフィカル・ユーザー・インターフェース(GUI)により、ロボットの専門知識がなくても簡単に扱うことが可能。工場での部品の組み立てや仕分け、研究施設での検査の補助作業、学校教育でのプログラミング授業のほか、操作の複雑さからロボット導入が進んでいない幅広い分野での利活用を見込む。
今回のサービス開始に当たり「導入前に現場環境に合った利用が可能か、実証実験をしたい」というニーズに応え、ロボット本体にカメラ、電動グリッパ、操作に必要なタブレット端末をセットにした「6カ月お試しレンタルパック」を用意。オリックス・レンテック専任のロボットエンジニアによる基本操作トレーニングやレンタル期間中の電話サポートサービス付きで、円滑なロボット導入を促進する。
「6カ月お試しレンタルパック」のレンタル料金は32万4000円(月額5万4000円×6カ月)。