HMSインダストリアルネットワークス(横浜市港北区)は、ゲートウェイの新機種として、Ethernet POWERLINKをサポートする「Anybus X−gateway」を発売した。同製品が対応する産業用ネットワークはこれで17種目。
「X−gateway」は、あらゆる2つのネットワークを容易に相互接続することが可能。マスター/スレーブおよびスレーブ/スレーブで数百種以上の組み合わせに対応するため、産業用ネットワークのほとんどすべての組み合わせで接続を実現する。
USBインターフェースを搭載しているため、Windowsベースの「Anybus Configuration Manager」ツールを介してプログラムレスで簡単に設定可能。また、新製品のPOWERLINK対応機種はデュアルポートEthernetインターフェースと内蔵スイッチを備えており、外付けスイッチが不要となっている。
Ethernet POWERLINKは、オーストリアのオートメーション企業であるB&R社が開発。市場で成長を遂げているEthernetのひとつで、特に中央ヨーロッパの機械メーカーで採用が進んでいる。