全国のロボットシステムインテグレータ(ロボットSI)の業界団体となる「FA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会)」が動き出す。2017年11月の第1回設立準備会議を皮切りに会合を重ね、5月28日には第2回の設立準備会議を開催し、7月13日の設立総会を経てスタートすることが決定した。
業界団体の正式名称は「FA・ロボットシステムインテグレータ協会」、略称は「SIer協会」となる予定。ロボット業界内外の「ネットワーク構築」、業界標準の検討や経営環境の整備等を検討する「事業基盤の強化」、人材育成や資格制度の企画検討を行う「専門性の高度化」を行っていく。
組織としては日本ロボット工業会(JARA)の内部にSIer協会を設けるが、事業と予算はJARAとは独立して運営する。会員の種類は、ロボットシステムインテグレーションを営む事業者はSIer会員、協会の事業に賛同し協力する事業者を協力会員とする。会費はSIer会員が年会費30万円、協力会員は20万円となる予定。
詳細はFA・ロボットシステムインテグレータ協会のホームページ http://farobotsier.com/。