日本電機工業会(JEMA)は、第97回定時総会をANAインターコンチネンタルホテル東京で5月31日開催し、2017年度事業報告および決算報告、18年度事業計画および収支予算などを審議し、承認した。
また、役員の選出も行い、新会長に柵山正樹三菱電機取締役会長、副会長に長榮周作パナソニック取締役会長、専務理事に高本学氏が就任した。任期は1年。
柵山新会長は記者会見で「JEMAは今年創立70周年の節目を迎えた。直近10年間だけで、100年に1度といわれる歴史に残る大きな出来事があった。今後は、世界的なIoTやインダストリー4.0の動きの中で、超スマート社会(ソサエティ5.0)とそれを実現するためのコネクテッドインダストリーなどの動きは、電機業界の事業・ものづくり革新生み出し、新たな製品・サービスの創出・提供につながるものと期待している」と述べた。
なお総会後、18年度電機工業永年功績者表彰も行われ8人に柵山会長から表彰状と記念品が手渡された。