三菱電機 プログラマブル表示器新モデル 耐環境性と視認性向上 寒冷や高温下で使用可能

三菱電機は、プログラマブル表示器「グラフィックオペレーションターミナル(GOT)2000シリーズ」の新製品として、耐環境性と視認性を向上し、厳しい環境での使用を実現した「耐環境性強化モデル」を5月30日から発売した。価格は27万8000円、生産台数は年間3000台。

新製品は、前面パネルにアルミニウムを採用し、耐振動性能・耐衝撃性能をシリーズ標準モデル比で2倍以上向上しているうえ、防水・防塵規格のIP67FとIP66Fに適合し、高圧の水で洗浄できるなど防水性も強化。使用温度範囲はマイナス20℃~プラス65℃に拡大(従来モデル0℃~プラス55℃)しており、寒冷環境や高温下での使用が可能となっている。

また、7型ワイド(WVGA)の6万5536色フルカラーTFT液晶パネルの採用により、高解像度・高精細な表示を実現。さらに、紫外線を約95%カットできるフィルムを使用し、屋外での視認性と耐久性を向上。

インターフェースはEthernet 2chを標準搭載しており、生産現場のIoT化に貢献。別売りの無線LAN通信ユニットを装着することでパソコンとの無線通信も可能となる。

加えて、「GOT Mobile」機能により、パソコンやタブレットなどで設備の状態をリアルタイムに遠隔監視でき、生産現場のトータルコストを削減できるほか、タッチ操作や設定条件に合わせて音声や効果音を出力できる音声出力機能により、誤操作防止やダウンタイム短縮など、生産性の向上に寄与する。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG