東邦電子は「センサからシステムまでを創造する」をコンセプトに、各種デジタルコントローラを中心に、記録計、各種温度センサ、SSR、サイリスタ、プローブカードなどで実績がある。制御機器関連では、従来のデジタルコントローラ「TTM-000シリーズ」で、PV色を白色に変更し視認性を向上させた製品の販売を開始したほか、TTM-200シリーズを基板化した「TTM-200B」を新たにラインアップ。
温度センサ関連では業界専用の温度センサをラインアップし、食品業界向けでは食品プラント向けサニタリーセンサや食材に刺して使用する芯温センサの販売を開始した。芯温センサでは単芯・2芯・3芯タイプおよびヒータ内蔵式を品ぞろえしている。半導体業界向けではフッ素樹脂を保護管に使用しているタイプや薬用の配管ラインで使用するタイプの温度センサを販売。
さらに、2020年の水銀の使用禁止による代替温度センサの準備を進めている。温度以外のセンサでは静電容量式湿度センサの販売を開始する。
また、新事業として無線センサネットワーク事業として、「neoMOTEシリーズ」の販売を開始した。RS-485を備えた計測器をこのネットワークに取り組むことができ、「IoT」化への一役を担う。