キヤノンITソリューションズ(東京都品川区)は、米・Vantiq社と次世代アプリケーション開発プラットフォーム「VANTIQ」(バンティック)の販売パートナー契約を締結し、IoTで実現する新たな価値を短期構築できるツールとして、6月1日から提供を開始した。
「VANTIQ」は、ビジネスシーンで発生する多種多様なイベントを高いリアルタイム性で処理することで情報の伝達スピードを高め、迅速な判断や行動を可能にする、イベント・ドリブン型アプリケーションの開発プラットフォーム。
分散アーキテクチャの採用により、複数のエッジノードやモバイル端末にアプリケーションを分散させてシステムを構築することが可能。また、エッジノードやモバイル端末の数を増やすことで、非常に大規模なシステムも構築できる。
各所から収集したデータは、クラウド/オンプレミスのダッシュボード機能で集中管理でき、システムを停止せずにアプリケーションの配布/更新を行う仕組みを持つため、アジャイルにシステムを拡張していくことが可能。高度な「マン・マシン・コラボレーション(人とマシンの協業)」システムを短期間に構築できることにより、IoTで新しい価値を生み出すまでの時間を短縮する。