アズビルは、5月24日に品川区総合区民会館「きゅりあん」にて、当社社員および協力会社105社から約500名が出席するフィールド技術シンポジウム全国大会を開催しました。
フィールド技術シンポジウムは、優れた省エネ改善提案や設備の運用改善事例を紹介し、知識の共有や技術の伝承を目的とする社内発表会です。当社ビルシステムカンパニーのフィールド業務改善提案活動の一環として、1993年より開始しました。
以降、全国の地区大会で発表された、優れた省エネ改善提案や設備の運用改善事例を本大会で紹介、表彰しており、紹介事例は社内のネットワークを通じて情報共有を図っています。
26回目の開催となった本年度は、地区大会で発表された97件から、省エネルギー・省コストなどの優良事例8件と、各種点検作業の業務改善ツールなど12件を紹介し、表彰を行いました。
【フィールド技術シンポジウム全国大会】
日時:2018年5月24日(木)10:00~17:00
主なプログラム:
・事例発表:全国事例97件のうち、優良事例8件と業務改善ツールなど12件を紹介
・表彰:優秀賞1件、優良賞2件
・優良事例の一例
■セキュリティシステムの更新工事において、更新作業中のお客さまの運用を妨げることのないように配慮し、事前説明会やマニュアルの整備をすることで、更新後にお客さまが戸惑うことなく運用を開始できるよう、お客さまの利便性を追求して工事を実施した事例
■冷凍機の冷媒漏洩事故防止についての相談を受け、冷媒漏洩の早期発見が可能なシステムをお客さまにご提案した事例
■メンテナンス契約範囲外の設備機器のトラブルにも、積極的に取り組むことによって不具合原因を特定し、お客さまのご期待に沿うことのできた事例
当社はazbilグループの理念である「人を中心としたオートメーション」の下、お客さまの省エネルギー・省CO2や建物価値向上に貢献するため、フィールド技術向上と人材育成に取り組んでまいります。
▲開会の挨拶を行うビルシステムカンパニー社長 濱田和康氏