オプテックス・エフエー(京都市下京区)は2018年6月7日、食品業界向けのコンベア一体型ラベル検査システム「HVS-CV」を発売します。
▲製品外観
「HVS-CV」は、弁当や惣菜に貼付されている食品表示ラベルの一括表示内容を、インライン上で瞬時に照合検査できるラベル印字検査システムです。
コンビニ向けの弁当や総菜を製造する工場では、ラベル印字を検査する場合、検査員が抜き取りで目視チェックする方法が一般的です。ただ多品種となると、目視では検査員に負担がかかり、見逃しが発生して誤表示の商品が市場に流出する可能性があります。
「HVS-CV」は、独自のソフトウェアと高解像度のカメラにより、ラベル内の商品名や原材料表示、日付、価格、バーコード、マークにおける表示間違いや表示漏れを高精度に安定して読取りでき、検査の自動化が可能です。オプションで下貼りラベル用のカメラを搭載でき、ワークの天面と底面に貼られたラベルの同時検査が可能です。
ラベルは1,000品種を登録可能で、また最大800万枚の全画像保存が行えるため、トレーサビリティにも対応しています。
なお「HVS-CV」は、昨年発売した卓上型「HVS-LC」とともに、6月12日から東京ビッグサイトで開催されます国際食品工業展“FOOMA JAPAN2018”の当社ブースに出展いたします。
これからもオプテックス・エフエーは、印字検査を通して安心・安全な食品製造に貢献していきます。
▲使用イメージ
参考:オプテックス・エフエー「弁当や惣菜の食品表示ラベルをインラインで検査するラベル印字検査システム『HVS-CV』を発売」