アズビルは、5月24日に東京都品川区のきゅりあんで、フィールド技術シンポジウム全国大会を開催した。26回目の開催となった今回は、同社社員および協力会社105社から約500人が出席した。
フィールド技術シンポジウムは知識の共有や技術の伝承を行う社内発表会で、同社ビルシステムカンパニーのフィールド業務改善提案活動の一環として1993年から実施。全国の地区大会で発表された優れた省エネ改善提案や設備の運用改善事例を同大会で紹介、表彰し、紹介事例はイントラネットへ掲載して情報共有を図っている。
今回は地区大会で発表された97件から、冷凍機の冷媒漏洩事故防止についての相談を受け、冷媒漏洩の早期発見が可能なシステムを提案した事例をはじめ、省エネルギー・省コストなどの優良事例8件と、各種点検作業の業務改善ツールなど12件を紹介し、表彰を行った。