川崎重工業とABBは、世界で初めて共通の協働ロボットオペレーティング・インターフェースを開発した。2017年11月に発表された両者の協業のひとつの成果として、ナレッジを共有し、協働による自動化、特に協働型双腕ロボット利用の利点を促進することを目的とする。直感的でスマートフォンのように操作できるナビゲーションおよびアイコンを有するシンプルなヒューマン‐ロボットインターフェースを含んでいる。
また、オペレーティング・インターフェースの継続的な開発に加えて、両社は共通の安全基準などのトピックにも焦点を当て協業を進める。協働によるオートメーションの目標は、労働者の安全を確保し、さらに協働ロボットの利点を過度に制限することなく、全く新しい協働の方法を可能にする安全基準を導くことにある。