日本電気制御機器工業会(NECA、舩木俊之会長)は、「NECAフォーラム2018」を東京・港区のコンベンションルームAP浜松町で6月15日開催し、約70人が参加した。
NECAの業務系の各委員会が1年間の活動報告を行うことで、NECA会員の情報共有と会員間の懇親を目的に毎年開催しており、今回で19回目。
冒頭、業務委員会の渡辺真委員長が「NECAの17年度の出荷額は過去最高の7386億円となった16年度を大きく上回った。18年度は7600億円を目指している。本年度も、5ZEROマニュファクチャリングと将来ビジョン2025の実現に向けて取り組みを強めたい」とあいさつした。
発表は、技術系の委員会である、技術と環境の2委員会の報告の後、業務系の業務、スイッチ、センサ、リレー、PLC・FAシステム、市場調査、商社の各委員会・研究会の順に各20分~30分間行い、質疑・応答の時間も設けられた。
いずれの発表も、1年間の委員会活動の成果を集大成した内容であることから、意見交換も活発に交わされた。
特に市場調査研究会からは、次の10年を考えるとして、車載、民生・通信の分野で、自動車の電動化や、IoTによるスマホ今後などについて、興味ある分析も披露された。
最後に、勝村友一理事と高野尚登理事から講評が行われた。