タムロンは、2016年に発売した業界初の光学防振機構搭載の超小型カメラモジュール「MP1010M-VC」をさらに進化させた新製品「MP1110M-VC」を6月25日から発売した。価格はオープン。
「MP1010M-VC」は、撮影時の画像のブレを低減し、鮮明な映像撮影を可能にする同社独自の光学防振機構の搭載、全長58.4ミリメートル、質量約77グラムのコンパクト設計、およびFull HD映像出力対応、高い光学性能などで高評価を得ている高画質カメラモジュール。
新製品はこれらの特徴を継承しながら、ユーザーニーズに応え、人の動きを検知することで自動的に撮影を開始するなどの設定が可能なモーションディテクション(動体検知)機能を採用。
また、光学10倍に加え、望遠端からさらに16倍のデジタルズーム機能を搭載。これらを併用することで、最大160倍のズーム倍率を実現している。
さらに、レンズの歪曲収差により生じる「糸巻き型」や「たる型」と呼ばれるひずみを電子的に補正。直線が歪曲して見えた被写体を本来に近い形状で映し出すことが可能となっている。
その他、さまざまなHD映像信号方式対応に加え、SD映像信号方式にも対応。既存のアナログシステムにも対応可能なため、幅広い用途で使用することができる。