関東地区でビルディングオートメーション(BA)システムのリモートメンテナンスサービス等を提案するキクチ(東京都目黒区)は、2018年1月にタイ事業所「キクチ・タイランド」を設立し4月から業務を開始したが、6月15日に関係者ら約50人を招いての開所式をバンコクのホテルで行った。
同社は1974年、アズビルのパートナー会社として設立。
菊池雄一郎社長は「オートメーションという社会インフラを根付かせタイの発展に貢献したい」とスピーチ。
アズビル・タイランド倉田清社長は「キクチはこれまで日本でアズビル・ビルシステムカンパニーと共に高度付加価値サービスを提供し顧客満足度を高めてきた。タイでも同様のサービスを顧客企業に提供することで共に発展していきたい」と強調した。
一方、キクチ・タイランド井田克実社長は「タイでもアズビルのパートナーとしてのポジションを確立していきたい」としたうえで「菊池照巳会長(前社長)の念願であるタイを拠点としたアジア進出という目標も実現させたい」と述べた。
(「バンコク週報」特約)