オークマは、インドで初の営業・テクニカルサービス拠点「グルガオンテクニカルセンター」を、同社の100%出資子会社、オークマインド(グルガオン市)の敷地内に開設した。
インド経済は順調に成長しており、高い品質の工業製品が求められるようになっている。工作機械市場も拡大、顧客の加工サポートやアフターサービスに対するニーズが高まっているため、今回のセンターを開設した。日系企業や地元の顧客のニーズに応え、地域に根ざした営業活動、技術支援、アフターサービスを充実させて、オークマブランドの浸透を図る。
また、製品の展示、テストカット対応、加工サポート、ソリューション提供を強化し、サービスパーツ在庫の充実による迅速なサービスも提供していく。
センターは、敷地面積370平方メートルで最新のCNC工作機械3台、立形マシニングセンター、横形CNC旋盤などを展示する。
現在、インド国内に同社の駐在事務所は5カ所あるが、今後広大なインド市場をカバーするため、同様のテクニカルセンターをインド各地に展開していく予定。