4月26日に101歳で死去した、IDECの創業者で名誉会長の故舩木恒雄氏のお別れの会が、リーガロイヤルホテルで6月25日執り行われ、取引先、業界関係者、元社員など約700人が舩木氏との最後の別れを惜しんだ。
会場の祭壇は、白の胡蝶蘭とトルコ桔梗の花で全体が飾られ、ピンク色のアジサイの前でほほ笑む在りし日の舩木氏の遺影が参会者に語りかけるように置かれた。
IDECの舩木俊之会長兼社長は「今年2月までほとんど毎日出社し、私共への叱咤激励を続けてくれた。故人の『信念と情熱をもって挑戦と創造をし続ける』の理想を受け継ぎ、より一層社業の発展、社会への貢献に邁進したい」と語っている。
1世紀を生き抜き、70余年を電気制御機器産業の創生・発展に貢献した舩木氏の足跡は大きく、全国から別れを惜しむ人が参列した。