日本電機工業会(JEMA)の2018年5月の産業用汎用電気機器の出荷実績は、690億円(前年同月比4.8%増)となり、19カ月連続で前年同月比増加した。
中国を中心にアジアの設備投資の活況が継続しているため、輸出、国内出荷ともに好調な水準を維持しているが、活況の中心となる半導体およびFPD(液晶、有機EL)の製造装置向けについては、一部の機器で増加傾向が一服となっている。
回転・駆動機器の出荷額は288億円(同11.4%増)で、22カ月連続で増加。
配電・制御機器は276億円(同3.9%減)で、4カ月連続の減少となった。