安川電機は、中国江蘇省常州市で増設を進めていた安川(中国)機器人のロボット生産の第3工場が竣工し、6月15日に現地で竣工式を行った。
安川(中国)機器人の敷地面積は5万2000平方メートルで、今回増設の第3工場の建築面積は1万1600平方メートル。
6月から稼働開始しており、第3工場の増設と第1工場・第2工場の再編により、生産能力は従来の月産1000台から50%増の1500台に拡大する。
中国では少子高齢化による人手不足や人件費の高騰などから生産現場の自動化が急速に進行。また、継続した経済成長に伴い、自動車関連市場のほかスマートフォン、家電製品、通信機器や重量物の搬送といった幅広い分野でロボットの需要が拡大している。