三菱電機は、中国のグループ会社の三菱電機(中国)と三菱電機自動化(中国)が、中国政府直轄の研究所である機械工業儀器儀表綜合技術経済研究所(ITEI、北京市)と、「中国製造2025」の実現に向け、智能製造の標準化推進に関する戦略的パートナーシップを7月9日に締結した。
中国は、製造強国を目指すロードマップ「中国製造2025」を策定し、その具体的取り組み策として「15年智能製造特別プロジェクト」を15年に発表している。
同プロジェクトを推進しているITEIと三菱は、ITEI内にe-F@ctoryコンセプトに基づいた智能製造モデルラインを17年に構築している。
今回、協力関係をさらに強化するため、智能製造の標準化推進に関する戦略的パートナーシップを締結したもの。
今後は、最新の製品や技術を提供してモデルラインでエッジコンピューティング・AI(人工知能)など先端技術の智能製造への適用を共同で検証するとともに、標準化を進め、中国の製造業の智能化拡大を支援していく。