「第12回ETG日本メンバーミーティング」が、日石横浜ビルで7月3日開かれ、ベンダーやユーザーなどが参加した。
冒頭、ETG本部のマーティン・ロスタンチェアマンが最近の活動状況を報告。マーティン氏は「ETGには現在65カ国から4886社・団体が参加しており、17年1年間で約500社増えた。
地域的にも欧州だけでなく、グローバルに広がっており、アジアでも2000を超える。日本はアジアで2番目に多く、約600社・団体が入会しており、米国を超えた。また、マスターを発売する会社も200社を超え、特定の会社に偏らず広がっている。特に中国ではドライブメーカーの参加が100社を超えているほか、対応のセンサ、アクチュエータも発売されている。さらに、セーフティEtherCATにも33社が対応している」と述べた。
その後、ETG日本オフィスの小幡正規代表から「EtherCAT技術アップデート」の状況が報告され、地域委員会や認証テストセンターの活動も紹介された。
特別講演は、制御システムセキュリティセンター村瀬一郎事務局長と、IVI渡部裕二事務局長が行った。