オプテックス 存在検知センサー 空間の可視化実現

オプテックスは、オフィス内の会議室利用状況やシェアスペースの在席状況などを確認できる存在検知センサー「CPD」を8月から販売する。価格はオープン。販売目標は初年度3000台。

新製品は、人の動きではなく人の存在を検知するため、議論や作業に集中し、体の動きが少ない状態でも「いる」の判定が可能。かつ、周りに人の往来がある時でも、ピンポイントの検知領域と独自のアルゴリズムにより、通行人による誤判定を排除する。

W154×H30×D30ミリメートルの小型のセンサーを机の下に両面テープで貼りつけるだけの簡単設置なうえ、設定はペアリングボタンを押すのみで、センサーの角度を座席の高さに合わせて調整すれば設置完了。センサーは電池式で、リチウム電池1本で5年間電池交換が不要となっている。

さらに、センサー端末の低価格化を実現。電源や配線工事も不要であるため、設置作業費や工事費を軽減できる。

同社では、利用されるシーンに対応したセンサーで空間の可視化を行い、コミュニケーションの活性化や、会議や業務の生産性向上を図るオフィス改革に向けた新たなサービスの展開に貢献していきたいとしている。

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