リタール(横浜市港北区)が販売している産業機器の操作盤を支えるサポートアームシステムが、公道を全開走行で駆け抜ける自動車ラリーをテーマにした映画「OVER DRIVE」に登場した。
「OVER DRIVE」は、6月から全国ロードショーされている映画であるが、サポートアームシステムは自動車のピットエリアでデータロガーの配線をつなぐパイプとして使用されている。
サポートアームは本来、工作機械の操作盤用として利用されており、使用場所と操作盤の重量、アームの形状に応じて最適な組み合わせが可能で、面倒な作図などが不要なため、設計時間の大幅な削減ができる。また、取り付けや配線も簡単にできるのも特徴。
同社の本社があるドイツでは、自動車メーカーのフォルクスワーゲンが実際の競技現場でサポートアームを使用している。
今回、現地の競技現場をみた映画監督がリアリティを追求したいとして、使用の声がかかった。
映画で使用したのはサポートアーム「CP120」で、映画の中ではピットエリア内で随所に登場する。
同社のサポートアームシステムはCP60、CP120、CP180の3タイプがそろっている。