日本電機工業会(JEMA)は、2018年度 第Ⅰ四半期(4~6月)の重電機器受注生産品の受注実績を発表した。受注額は3426億円となり、前年同期比7.3%減となった。前期の増加から減少へと転じ、内需、外需ともに減少となった。
需要者別の動向では、内需は2512億円で同3.1%減となり、6四半期連続の減少となったが、製造業は763億円で13.8%増、5四半期連続の増加となり、増加基調が継続している。主要需要先では、繊維・化学・窯業・土石は同減少、鉄鋼業、はん用・生産用・業務用機械、電気・情報通信、自動車は増加となった。
非製造業は1,416 億円で7.5%減、官公需は295億円で17.2%減。外需は914億円で17%減少となった。
製品別では、発動機、電力変換装置、変圧器、遮断機は減少となり、交流電動機、配電装置、制御装置は増加となった。