村田製作所とSCSK、オートメ領域で協業 9月から生産性向上システム提供

村田製作所とSCSKは、村田製作所の生産性向上ソリューション「m-FLIP」(Murata Factory Line Integration Platform:エム・フリップ)に、SCSKが持つITフルラインサービスを組み合わせたサービスを9月1日から提供開始する。

「m-FLIP」は、IoT技術と村田製作所の改善活動ノウハウで製造装置の稼働率を最大化させるソリューション。

生産設備が「チョコ停」、段取り、点検、故障、休憩などの理由で停止するのを見える化し、改善できる粒度まで停止要因を細分化したうえで、同社が今まで培ってきた改善実績に基づくアドバイスを提供する。

新サービスでは、SCSKが「m-FLIP」における販売・導入・サポートおよび周辺システムとの連携などインテグレーションサービスを、村田製作所が「導入支援」「ソフトウエア」「データ活用支援サービス」を提供することで、顧客の生産性向上にワンストップで対応する。

村田製作所とSCSKは、2017年9月にスマート・ファクトリー・オートメーション領域向けソリューションビジネスを推進していくための協業基本契約を締結。両社は今後も同サービスをはじめとして、現場に根付いた成果につなげる支援サービスを提供していく。

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