安川電機は、シーメンス(東京都品川区、SKK)との合弁会社である安川シーメンス オートメーション・ドライブ(東京都品川区、中村公規代表取締役社長、YSAD)について、SKKが保有する全株式の譲受と、モーションコントロールおよびラージドライブ事業をSKKに譲渡・移管する契約を7月12日に締結した。
契約実行日は11月1日の予定で、安川電機はYSADを完全子会社し、新社名を「安川オートメーション・ドライブ(YAD)」とする。
安川電機は、子会社化後もYADとしてシーメンスとの戦略的なパートナー関係を継続し、システム&ソリューションを提供していく。なお、シーメンス製品はシーメンスがプロダクト・ソリューション販売、製品サービスを、YADはシステムでの適用と安川電機製品と組み合わせたソリューションを提供する。
YSADは、1999年10月、産業用ドライブシステム事業領域における製品と技術の相互補完により市場シェアを拡大することを目的として、安川電機とシーメンスAGのオートメーション&ドライブ部門(その後SKKが株式譲受)との間で出資比率50対50の合弁会社として設立された。