~スマートファクトリ実現をめざす製造現場に向けて、AI・エッジコンピューティング技術の利用による革新的なIoT活用の簡単トライアルを提供~
ネットワーク機器やセキュリティ対策ソリューションを提供するマクニカネットワークス(神奈川県横浜市)と、日本ヒューレット・パッカード(東京都江東区)は、FogHorn Systems社(フォグフォーンシステムズ、以下、FogHorn、本社:アメリカ カリフォルニア)のフォグコンピューティングソリューション「FogHorn Lightning」を使ったIoT活用を簡単にトライアルできるパッケージの提供を開始いたします。
製品名:FogHornスタート支援パッケージ
提供開始日:2018年8月7日
昨今、国際競争の激化、コスト削減へ対応するために求められる製造オペレーションの効率化、少子高齢化に伴う人手不足が進む中、インダストリー4.0やスマートファクトリといった製造現場におけるIoTやAIの活用によるデジタル革新の重要性が高まっています。
各生産ラインにおける作業状況の情報が完全にデジタル化され、製造現場の状況を客観的データとしてリアルタイムに把握することができれば、予兆保全・歩留まりの向上・オペレーションの最適化・品質のリアルタイムモニタリング、といった様々な実装をすることが容易になり、効果の可視化にもつながります。
しかし、オペレーションへの影響や、熟練工のノウハウの消失といった、既存の仕組みを変更することへの障壁や、生産ライン毎に異なるベンダーやさまざまなデータベースを利用していることで、「使えるデータ」が抽出できないといった課題が多くの製造業で発生しています。
「FogHornスタート支援パッケージ」は、産業システムが生成する大量のデータをリアルタイム取得・成形をおこなうことができるソフトウェア「FogHorn Lightning」の導入を支援するための、高品質、低コストに環境適応を実現するヒューレット パッカード エンタープライズ(HPE)のハードウェアと、豊富な導入実績を持つマクニカネットワークスによる技術サポートをセットにしたパッケージ製品です。
本パッケージを導入することで、現行のオペレーションに一切影響を与えずに簡単に「FogHorn Lightning」をトライアルすることができます。日々生成される大量のデータをオペレーション改善やAI実装に活用したいが、どこから初めて良いか分からないといった課題に対し、歩留まり向上率、スクラップコストの削減、オペレーション時間の短縮といった効果の実測を可能にします。
マクニカネットワークスは、日本ヒューレット・パッカードとの協業による「FogHornスタート支援パッケージ」の販売を通して、今後ますます高まる工場のデジタル革新の重要性に対して、お客様の国際競争力向上の一助となれるようエッジコンピューティングソリューションの拡販につなげてまいります。
本パッケージに含まれるもの
- FogHorn Lightning ソフトウェア 3ヶ月分
- HPE Edgeline GL20 IoT ゲートウェイ 1台
- マクニカネットワークス SI サポート
(インストール作業・ロジック(VEL)構築・可視化(VIZ)・InfluxDBへのデータ保管 など)
FogHorn Lightning の特徴
- 既存の産業システムを変更することなく利用可能
- センサーや製造設備などが生成する大量のデータをリアルタイムに取得
- 取得したデータを即座にクレンジング、ストリームデータ解析(ゼロプログラミング)の実行
- データクレンジング後のデータを可視化・機械学習などに活用可能
- 外部のデータベースやクラウドサービスに出力が可能
- 一連のデータ取得から解析・活用・出力までをリアルタイムに実現
「第1回 名古屋 スマート工場 EXPO」に出展
マクニカネットワークスブース(小間番号:26-8)にて、FogHorn Lightning ソリューションを展示いたします。当日は製品デモも準備しておりますので、是非、マクニカネットワークスブースまでお越しください。
期間:2018年9月5日(水)~7日(金)
場所:ポートメッセなごや
出典:「マクニカネットワークス、日本ヒューレット・パッカードと協業し、FogHornスタート支援パッケージの提供を開始」