アドバンテック(東京都台東区)と東京エレクトロンデバイス(TED)は、パートナーシップを強化し、従来の組み込みハードウエア単体のビジネスからIoTソリューションビジネスへの変革を目的として、「Microsoft Azure」連携のIoTエッジコンピューティングソリューションを共同開発する。
両社はこれまでも組み込みビジネスのパートナーとして協業を行ってきたが、「エッジコンピューティング」を共に推進することにより、アドバンテックはさらなる日本市場拡大を、TEDは組み込みハードウエアの販売だけでなく、高い技術力によるデザインサービスや「Microsoft Azure」クラウドサービスとのインテグレーションでAI×IoTソリューションの販売強化を目指す。
その第一弾として、工場の装置の状態を可視化して稼働の効率化を図る「工場見える化キット」を共同開発中。
今後一般での販売も視野に入れ、TEDの連結子会社であるアバール長崎の本社工場(長崎県諫早市)で実証実験を開始する予定。