総合安全企業の昭電は、「情報化社会に安全と信頼を提供する」を掲げて雷害対策・地震対策などの防災分野や防犯・セキュリティ分野で事業を展開している。
雷害対策用SPDでは総合メーカーとして、電源用、通信用、一般民需用と幅広くそろえている。
新製品としてこのほど、電源用の「AFDシリーズ」と通信用の「ANS-CAT6」の販売を開始した。「AFDシリーズ」は、国内メーカーでは初めてAC400Vに対応したSPD分離器内蔵のハイエンド機種。SPD分離器を内蔵しながら業界最小サイズ(84×127×94ミリ)を実現。
また、SPD分離器内蔵でも安全にSPDプラグ交換ができるように、プラグ取り外しレバーによるセーフティプラグイン構造を業界で初めて実現したことで、充電部に手を近づけることなくSPDプラグの取り外しが可能で、プラグを外した状態でもIP20の感電保護が可能。
さらに、100kAまでの全領域で短絡電流遮断を実現する同社独自の安全遮断技術「SITS」により、SPDの短絡故障時に生じる短絡電流をSPD単体で遮断し、発火の危険性を排除している。
そのほか、JIS C 5381-11 クラスI/クラスⅡに対応、故障表示、警報接点出力機能を内蔵、ねじアップ式端子台の採用などの特徴を持つ。