ピーアンドエフは、プロセス産業の計装信号に対応したサージプロテクタ「M-LB-5000シリーズ」(薄型6.2ミリ)をリリースした。
「M-LB-5000シリーズ」は、DINレールに直接取り付けられるサージプロテクタで、モジュールの着脱が可能なため、配線作業を行うことなくモジュールの交換を行え、モジュール交換時もソケットが計装信号ループの導通状態を保つことができるので、信号線の遮断を回避できる。
さらに、本質安全防爆仕様の各種モデルは、爆発性雰囲気が存在し得る防爆エリアの本安アプリケーションへも適用可能になっている。
また、サージプロテクタのモジュールには診断機能を有しており、モジュール本来の機能を果たせなくなるとアラーム信号を出力できる。この診断・アラーム機能は、診断用補助電源(DC24V)を用いて電気的に制御システムへ伝達されるので高い信頼性が確保され、タイムベースメンテナンスからコンディションベースメンテナンスへ運用効率の向上が期待できる。