パナソニック 機器組み込み型PLCデバイスの開発製造受託を開始

パナソニックは、HD-PLC通信方式に対応する産業用機器組み込み型PLC(Power Line Communication)デバイスの開発製造受託を、8月より開始した。PLCデバイスは産業用機器に組み込むことで、既設の電力線を活用した通信ネットワーク構築が可能となる。

顧客の機器仕様に応じたモジュール構成を可能とし、「PLC通信デジタル部のみの構成」や「重畳回路を含むアナログ部とPLC通信デジタル部で構成」「アダプターとして完成品での構成」などにも対応する。

入力はAC100Vから240Vまでのマルチ電圧、DCも対応可能など、さまざまなニーズに応じた設計を実施する。

 

長距離通信や通信経路にノイズなどが発生した場合は、自動的にルートを変更するマルチホップ機能や、マスター機が故障した場合に、自動でマスター機能を引き継ぐセカンダリマスター機能も搭載可能となっている。

また、イーサネットやRS-485、USBなど各種インターフェースの電力線通信への変換にも対応。

同社では、PLCデバイスの評価や先行導入のため、汎用PLCアダプター「DA-PU100」シリーズ4機種を同時発売。広範囲な使用環境温度、防塵性能、電気回路は汚染度3など現場で使用する耐環境性能や、マルチホップ機能、セカンダリマスター機能を搭載している。屋内用と屋内屋外用に、各端子台タイプとコンセントタイプとなっている。

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