河村電器産業は、データセンター内で煩雑になりがちなケーブル配線処理の問題を解決するハイブリッドラック「SKD」を発売している。
SKDは、ケーブルマネジメントにより、大量に敷設されたケーブルを高次元で整理・保護でき、サーバーラックにも、ネットワークラックにもなる。また、かさばるケーブルの束を減らすことができ、機器の管理・メンテナンス作業を効率化し、放熱性能の向上にも結びつく。
さらに、ラック背面側の収納スペースを拡大し、配線や機器搭載時にスペースをとっていたPDU(ラック用電源タップ)を両サイドにスッキリ取付けできる。片側2列で最大4列のPDUが取付け可能。
天井ケーブルマネジメント使用によるケーブルトラフ、パーテーションの取付けで、ラック間を渡る電源ケーブルやネットワークケーブルの天井配線が行える。垂直・水平方向に張られたラック内のケーブルもきれいにまとめられる。