GROUND(東京都江東区)は、物流・流通業界に特化したロボットソリューション、およびそれに伴う先端技術について独自に研究・開発を行うR&Dセンター『playGROUND』を、千葉県市川市に8月15日設立した。
物流・流通業界では、多様化・高度化し続ける消費者ニーズへのスピーディーな対応や、企業間物流の増加、慢性的な人手不足、物流オペレーションの複雑化といった課題があるが、同センターでは、こういった課題の一助となる画期的なロボットの実証実験などを行っていく。
新しいテクノロジーを物流現場にスムーズに導入するために、ロボットの性能だけではなく、机上では検証することができない問題や課題を事前に顕在化させ、ロボットソリューションの性能を最大限に引き出す物流オペレーションの開発・検証を行う施設というコンセプトのもと、早期実用化や最適化を図っていくとしている。
主な活動内容は、各種ロボットソリューションの品質(安全基準)検証、機能(基本性能)検証、各種ロボットソリューションを導入した物流オペレーションにおける作業時間検証、ロボットソリューションに関連するソフトウエアの性能検証など。