日本発の電気自動車の充電規格「CHAdeMO」を推進するチャデモ協議会は8月28日、今後の超急速充電規格について、中国の電力関連の規格制定をつかさどる中国電力企業聯合会と共同開発を進めることを決定した。
チャデモ規格は最大電圧1000V、最大電流400Aの出力が可能。中国電力企業連合会は将来の超高出力化を見越しており、その共同開発先としてチャデモ協議会を選定した。将来的には大型車や産業用途まで広げることを視野に入れている。
電気自動車の充電規格については、CHAdeMOのほか、中国のGB/T、欧米のCOMBO、テスラがしのぎを削っている。今回の日中の共同開発により90%超のシェアを握ることになり、世界標準に近づくと見込まれている。